年越しそば「今年は自宅で味わって」 県内店舗で仕込みピーク

 
ピークを迎えている年越しそば作り=30日午前、福島市・そば処喜多八

 大みそかを前に、県内のそば店などでは「年越しそば」作りがピークを迎えている。

 年越しそばは、行く年と来る年をつなぎ合わせ、細く長く健康に生きるとの願いを込めて食べるとされる。福島市天神町の「そば処喜多八」では30日、3代目店主の伊藤喜久夫さん(67)が朝から仕込みを始め、店頭の製麺室でそばを打った。31日は店舗での通常営業を行わず、販売のみの対応。そのため、例年よりやや少ない約2500食を用意するという。

 約40年前から年末に生そばを提供しているが、通常営業を行わないのは初めて。今年のそば粉は出来も良く「年末は自宅で味わってほしい」と語る。「早く元の生活に戻れますように」と伊藤さんは願いを込めながらそばを打っている。