福島県、新たに「20人」感染確認 新型コロナ、県累計944人に

県は31日、県内で新たに20人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも30日に陽性が判明し、県内の感染確認は計944人になった。
20人の内訳は、いわき市に住む30~60代の男女7人と福島市の10歳未満~70代の男女5人、白河市の10~50代の女性3人、鏡石町の10代未満の男児と30代女性の2人、伊達市の40代男性、郡山市の30代男性、会津若松市の30代男性。
いわき市の40代男性は双葉町職員。いわき市の双葉町役場いわき事務所に勤務しており、昨年12月26日に感染が判明した30代男性職員の濃厚接触者。伊達市の40代男性は市役所本庁舎に勤める市職員で、22日に発熱などの症状があり欠勤した。21日は出勤したが、マスクを着用しており、市は市民や同僚に濃厚接触者はいない、としている。
白河市の10代女性は生徒で、29日にせきの症状が現れた。27日にマスクを着けて通学しており、県が接触者などを調査している。
また福島市の20代女性は福島大生で、学生のクラスター(感染者集団)は計35人に拡大した。同市の20代男性も同大生だが、クラスターの学生との接触はない、としている。
1人退院、重症7人
県は、30日までに1人が退院したと発表した。入院者(予定含む)は188人で、重症は2人増え7人となった。病床使用率は40.1%。63人が宿泊療養中。
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