白河実に「鎌田實賞」 高校生ボランティア・アワード2020

 
「鎌田實賞」を受賞した機械科課題研究班の3年生ら

 白河実高機械科3年生7人の課題研究班は、全国の高校生の社会貢献活動を顕彰する「高校生ボランティア・アワード2020」で「鎌田實賞」を受賞した。7人は地域住民の要望を聞きながら、ごみ回収ボックスを製作し、同市の観光名所である南湖公園などに設置する活動が高く評価された。

 ボランティア・アワードは、歌手のさだまさしさんが設立した公益財団法人「風に立つライオン基金」が主催する。新型コロナウイルス感染症の影響で今回は初のウェブによるオンライン大会となった。

 学んだ技術を環境美化に

 同校機械科3年生は「想いよ とどけ! 地域の人へ」をテーマに5年前からごみ回収ボックスを製作。本年度のメンバーは、班長の金沢璃央さん、倉持栄希さん、国井琉聖さん、荒井孝紀さん、渡辺彪瑠さん、片桐芳樹さん、近藤優希さん。授業で学んだ設計、切断、溶接などの技術を駆使してごみ回収ボックスを製作した。金沢さんは「環境美化で地域貢献したいという先輩たちの思いを受け継いで活動してきた。受賞できてうれしい」と笑顔を見せる。

 7人は活動の様子を動画にまとめ、今大会にエントリーした。特別表彰校として「鎌田實賞」を受賞した。鎌田實さんは「ごみ回収ボックスは住民の声を聞きながら作った立派なもの。素晴らしい活動」とたたえた。

 同校の蛭田清孝教諭は「これまで製作してきたごみ回収ボックスには、3年生が授業で学んだことが生かされている」と振り返る。7人は「この活動を後輩たちにもつなげてほしい」と話している。