「大雪」警戒続く...福島県内で交通影響 只見で121センチなど

除雪に追われる住民=31日午後2時30分、只見町
31日の県内は強い冬型の気圧配置となり、会津を中心に降雪があった。福島地方気象台によると、同日午後5時現在の積雪は、只見町で121センチ、檜枝岐村で117センチ、南会津町(南郷)で71センチ、金山町で45センチとなった。
交通機関への影響も出た。福島河川国道事務所によると、東北中央道でスリップ事故と吹雪による視界不良のため、福島大笹生―米沢八幡原インターチェンジ間の上下線が、午前9時35分ごろから約6時間にわたって通行止めになった。JR東日本によると、奥羽線、只見線、磐越西線で上下線計31本が運休し約500人に影響した。仙台市の仙台駅では雪で線路の向きの切り替えができなくなり、東北新幹線1本が遅れた。
気象台によると、強い冬型の気圧配置は2日まで続き、会津は警報級の大雪となる可能性があるという。
JR東日本は1日、奥羽線の庭坂―米沢間と山形―湯沢間、只見線全線(会津川口―只見間の代行バス含む)、磐越西線喜多方―五泉間で終日運休する。2日は、奥羽線庭坂―米沢間が始発から再開予定、山形―湯沢間は昼ごろから再開の見込み。只見線は会津若松―大白川間で終日運休、磐越西線は喜多方―山都間で終日運休する予定。最新の運行情報は同社ホームページで確認できる。
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