白河のパブで「クラスター」発生 福島県内27人感染、2人死亡

 

 県と東京電力は5日、県内で27人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。福島第1原発で働く50代男性と福島第2原発の40代女性は5日、残る25人は4日に陽性が判明し、白河市の「ショーパブNEO(ネオ)」ではクラスター(感染者集団)が発生した。県内の感染確認は計1035人。

 また県は、県内の医療機関に入院していた70代男性と90代女性が4日に死亡したとも発表した。入院中の患者の死亡は24人目。

 ショーパブではこれまで従業員4人の感染が確認され、ほかの従業員とダンサーを検査していた。4日に西郷村に住む20代のダンサー女性10人と、白河市の30代の従業員男性1人の計11人の陽性が確認され、クラスターは計15人となった。

 第1原発の男性は県内在住で、2~4号機の安全通路設置作業などを担っていた。感染経路は不明。第2原発の女性も県内在住で、発電所運営の管理業務を担当している。同居家族の陽性が判明した。東電は、女性について接触した社員はいないとしている。

 このほか4日判明分の14人は、いわき市の20~80代の男女4人、鏡石町の10~40代の男女3人、浅川町の40代男性と70代女性、白河市の60代の自営業男性、田村市の10代の女子学生、郡山市の40代女性、会津若松市の50代の会社員女性、東京都に住む20代男性。

 病床使用率「48.0%」

 県は4日までに10人が退院し、3人が宿泊療養施設を退所したと発表した。入院者(予定含む)は過去最多の225人で、病床使用率は感染状況の「ステージ4」(爆発的な感染拡大、50%)に迫る48.0%と過去最高。9人が重症で、14人が宿泊療養中。