福島県、病床使用率...初の50%超 新たに38人感染、2人死亡

 

 県は6日、県内で新たに38人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5日に陽性が判明し、県内の感染確認は計1073人となった。5日現在の入院者(予定含む)は過去最多の249人に上り、確保病床469床に占める使用率は53.1%で、「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標の一つである50%を初めて超えた。

 また県は、県内の医療機関に入院していた80代男性と90代女性が5日までに死亡したとも発表した。入院中の患者の死亡は計26人。

 新たに感染が確認された38人のうち、男性11人はクラスター(感染者集団)化した白河市の「ショーパブNEO(ネオ)」の利用客で、同店のクラスターは計26人に拡大した。いわき市の20代男性は市職員、西郷村の30代男性は村職員、川俣町の50代女性は済生会川俣病院の職員だった。

 東京電力が5日に発表した福島第1、第2原発で働く男女2人を含め、県内の同日の感染確認は計40人で、1日当たりでは昨年12月24日の43人に次ぐ感染者数となった。

 40人の内訳はいわき市が11人、白河市7人、郡山市4人、西郷村3人、会津若松市、泉崎村、鏡石町、相馬市、本宮市が各2人、川俣町、須賀川市、福島市、猪苗代町、県外(東京都)の各1人。泉崎村での感染確認は初めて。

 15人退院、重症8人 15人が宿泊療養中

 県は、5日までに15人が退院したと発表した。入院者(予定含む)249人のうち重症は8人。15人が宿泊療養中。県は「ステージ4」相当となった病床使用率以外の指標は低いとして、県内の感染状況は「ステージ2」(感染者の漸増)が継続しているとの認識を示している。