福島県で合宿、8人クラスター 新型コロナ、29人感染1人死亡

 

 県は7日、県内で新たに29人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。6日に感染が判明し、県内の感染確認は計1102人となった。社会人有志でつくるスポーツサークルの合宿で県内24例目となるクラスター(感染者集団)が発生した。また、県内の医療機関に入院していた70代男性が6日に死亡したとも発表した。入院中の患者の死亡は計27人。

 6日現在の入院者(予定含む)は261人で、確保病床469床に占める使用率は55.7%(前日比2.6ポイント増)と、「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標の一つである50%を2日連続で超えた。さらに人口10万人当たりの療養者数が15.28人となり、「ステージ3」(感染者の急増)の指標の一つである15人を初めて上回った。

 スポーツサークルは昨年12月29、30の両日、県内で1泊2日の合宿を行い、県内各地の約10人が参加した。5日までに参加者4人の感染が確認され、6日にさらに4人の陽性が判明し、男女計8人のクラスターとなった。参加者は貸し切りのバンガローでマスクを着けずに長時間飲食したり、寝泊まりしたという。県は参加者の居住地や合宿地を明らかにしていない。保健所が残る参加者の検査を進めている。

 新たに感染が確認された29人のうち、男性2人はクラスター化した白河市の「ショーパブNEO(ネオ)」の利用客で、クラスターは計28人に拡大した。また、29人の中には済生会川俣病院(川俣町)の入院患者3人が含まれている。福島市の30代男性は同市の水道局職員だった。

 29人の内訳はいわき市が5人、郡山市4人、川俣町3人、浅川町、会津若松市、白河市、須賀川市、本宮市が各2人、小野町、福島市、南相馬市、楢葉町が1人、県外が3人(神奈川県2人、東京都1人)。小野町での感染確認は初めて。

 入院261人、6人退院

 県は、6日までに6人が退院し、5人が宿泊療養施設を退所したと発表した。入院者(予定含む)261人のうち重症は8人。21人が宿泊療養中。