福島県の感染拡大、年末年始移動要因か 38人感染、18人経路不明

 

 県が8日発表した新型コロナウイルス感染者38人のうち、18人は現時点で陽性者との接触が確認されておらず、感染経路は不明となっている。県は「年末年始の人の移動や交流で感染が広がった可能性がある」と指摘した。

 38人はいずれも7日に感染が確認され、県内の感染確認は計1140人となった。38人の内訳は郡山市が8人、会津若松市7人、福島、須賀川の両市が各5人、いわき市4人、南相馬市2人、白河、西郷、下郷、猪苗代の各市町村が各1人、県外が3人(千葉県2人、大阪府1人)。下郷町での感染確認は初めて。

 38人には、7日に運営会社が発表したバスケットボールの福島ファイヤーボンズの選手1人が含まれている。会津若松市の20代男性は会津若松地方消防本部の職員だった。

 参加者8人の感染が判明しクラスター(感染者集団)化した社会人スポーツサークルの合宿関連では、7日までに残る参加者3人の陰性が確認された。

 入院の男性死亡

 県は8日、県内の医療機関に入院していた90代男性が6日に死亡したと発表した。入院中の患者の死亡は計28人となった。

 7日までに11人が退院し、7人が宿泊療養施設を退所した。入院者(予定含む)は275人で、うち8人が重症となっている。27人が宿泊療養中。