福島県、新たに39人感染確認 白河・パブクラスター31人に拡大

 

 県は9日、県内で新たに39人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。8日に陽性が判明し、県内の感染確認は計1179人となった。39人のうち男性3人はクラスター(感染者集団)化した白河市の「ショーパブNEO(ネオ)」の利用客で、同店のクラスターは計31人に拡大した。

 8日現在の入院者(予定含む)は277人で、病床使用率は59.1%(前日比0.5ポイント増)と、「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標の一つである50%を4日連続で上回っている。人口10万人当たりの療養者数は16.96人で、「ステージ3」(感染者の急増)の指標の一つである15人を3日連続で超えた。

 県は「緊急事態宣言が発令された地域との不要不急の往来を控え、外出の必要性を慎重に判断するなど感染を広げない行動を取ってほしい」と呼び掛けている。

 環境省によると、南相馬市の50代男性は同市の仮置き場で同省発注の工事に従事していた。同省発注工事を巡る感染者は計18人。

 東京電力は、福島第1原発に勤務する同社社員の40代男性が8日に陽性と判明したと発表した。県外で感染が確認されたため本県の感染者数には含まれない。第1原発での感染確認は6人目。会津坂下町の50代女性は同町役場職員だった。

 7日に選手1人の感染が分かったバスケットボールの福島ファイヤーボンズ関連では、この選手と接触した選手10人とスタッフ4人の陰性が8日に確認された。

 感染者39人の内訳は、会津若松市10人、いわき市6人、須賀川市と西郷村が各4人、南相馬市3人、福島市と郡山市、県外(東京都)が各2人、伊達市、白河市、石川町、西会津町、猪苗代町、会津坂下町が各1人。

 県は8日までに28人が退院したとも発表した。入院者(予定含む)277人のうち8人が重症となっている。36人が宿泊療養中。