福島県、1日最多「46人」感染確認 済生会川俣病院でクラスター

 

 県は10日、県内で新たに46人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。9日に陽性が判明し、12月24日の43人を上回り、1日当たりの最多を更新した。川俣町の済生会川俣病院ではクラスター(感染者集団)が発生した。また、東京電力は、福島第1原発で働く50代男性の陽性を10日に確認したと発表。県内の感染確認は計1226人となった。

 9日現在の入院者(予定含む)は287人で、病床使用率は61.2%(前日比2.1ポイント増)と、「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標の一つである50%を5日連続で上回っている。

 人口10万人当たりの療養者数は17.82人で、「ステージ3」(感染者の急増)の指標の一つである15人を4日連続で超えた。

 済生会川俣病院では、これまで職員1人と患者3人が感染していた。9日に新たに職員1人と患者1人の計2人の陽性が確認され、クラスターは計6人となった。県は職員と患者の居住地などを公表していない。

 南相馬市に住む50代の公務員男性は、相馬地方消防本部の職員で、須賀川市の20代の公務員男性は、同市役所職員だった。

 福島第1原発の男性は、県内在住。同居家族が新型コロナに感染し、濃厚接触者として検査を受けたという。東電は、男性と業務が同じだった11人を自宅待機とした。

 9日判明分の感染者46人の内訳は、会津若松市12人、福島市8人、郡山市6人、いわき市と須賀川市が各5人、伊達市4人、南相馬市3人、川俣町2人、南会津町1人。

 27人退院、3人退所

 県は9日までに27人が退院し、3人が宿泊療養施設を退所したとも発表した。入院者(予定含む)287人のうち8人が重症。42人が宿泊療養中となっている。