本格操業の再開祈る いわき・久之浜漁港で出初め式、初水揚げ

 
海上安全と豊漁を祈願した出初め式

 いわき市漁協は8日、同市の久之浜漁港で「出初め式」を行った。東日本大震災から10年を前に、漁協の関係者らが一日も早い漁業の本格操業再開を願った。

 毎年1月8日に行う伝統行事で、漁師や水産関係者ら約40人が出席。神事を執り行い、一人一人が玉串をささげた。その後、漁師たちがそれぞれの漁船に乗り込み、約30隻が出港。海上安全や豊漁を願って海上を周回した。

 江川章組合長(73)は「本格操業に至るまで課題が山積しているが、皆さんと協力して一歩一歩前に進みたい」と話した。

 また、同市の沼之内魚市場では同日、今年初めての水揚げが行われた。同漁協に所属する52隻が参加し、ヒラメやタコなど47種類約3トンを水揚げした。

 また、小名浜機船底曳網漁協の水揚げも同日までに始まった。