大粒イチゴに園児笑顔 相馬・和田観光いちご園が開園

 
イチゴ狩りを楽しむ子どもたち=10日午前、相馬市・和田観光いちご園

 東日本大震災の津波で被害を受けた相馬市沿岸部にある和田観光いちご園が10日、開園した。ハウス内では訪れた人がイチゴ狩りを満喫し、口に広がる甘味を楽しんだ。

 開幕セレモニーでは相馬保育園の園児がお祝いのメッセージや歌を披露、関係者とテープカットで開園を祝った。同園の園児(6)はもぎたてのイチゴに「甘くておいしい」と笑顔を浮かべた。

 いちご園を運営する和田観光苺(いちご)組合によると、例年より甘みが強く粒も大きく仕上がっているという。新型コロナウイルス感染対策で入場制限やハウスを分けるなどの対策を取るが、イチゴ狩り客の増加は見込めないため、電話などでの配送に力を入れる方針。斎川一朗組合長は「難しい状況が続くが多くの人に味わってほしい」と話した。