若松で「初市」代替開催...十日市の伝統継承 コロナ収束を願う

 
間仕切りビニールの下で縁起物の起き上がり小法師を選ぶ家族連れ=10日午前、会津若松市・神明通り

 会津若松市の中心市街地で10日、「神明初市」と「会津初市」が開かれた。起き上がり小法師(こぼし)や風車などの縁起物を買い求める家族連れらの姿が見られた。

 神明通り商店街振興組合と大町四ツ角中央商店街振興組合がそれぞれ主催。新型コロナウイルスの影響で中止になった会津最大の初市「十日市」の伝統を守ろうと、両組合が代替イベントとして企画した。

 縁起物のほか、地場産品や飲食物を販売する露店が神明通りに約200店、大町通りに約50店並んだ。十日市の伝統を継承するため、市神様も設けられた。

 縁起物を購入した同市の男性(82)は「コロナは心配だったけど、(初市で)縁起物を買わないと1年が始まらない。早く安全・安心に暮らせるようになってほしい」と話した。