年末年始の感染...44%が拡大地域の若者 郡山市、感染経路発表

 

 郡山市は8日、年末年始に市内で新型コロナウイルス感染が確認された25人の感染経路を発表した。このうち44%に当たる11人が、首都圏などの感染拡大地域から移動してきた学生や社会人の若者で、4人は飲食を伴う場面での感染だった。家族や職場を通じて感染が確認された人は7人だった。市が8日に開いた感染症対策本部会議で示した。

 25人は昨年12月29日から1月7日の間に感染が確認された。塚原太郎市保健所長は、一般的に感染する可能性が高いとされている状況での感染がほとんどだとして「市内の医療機関も非常に逼迫(ひっぱく)している。リスクがかかる行動は控えてもらいたい」と語気を強めた。

 市によると、市内の新型コロナ患者向けの病床は、市外の感染者も受け入れていることから昨年12月中旬ごろから埋まっている状況が続いている。これまでは感染が確認された当日か翌日には入院できていたが、最近は入院先の決定に時間が必要となり、高齢者や子どもなどを優先している状況という。

 県の指針では、感染患者は入院して医師の診断を受けた上で、継続入院か宿泊療養施設に入所するか判断されるが、その流れもスムーズに進まない状況という。塚原所長は「感染しても、すぐに入院して治療してもらえると思わないでほしい」と訴えた。