福島県・病床使用「6割超」 感染拡大、3指標ステージ3以上

 

 今月の本県の新型コロナウイルス感染者は、9日間で269人となり、月別で最も多かった昨年12月を上回るペースで拡大が続く。医療提供体制への負荷は日を追うごとに高まり、感染状況を表す六つの指標のうち、3指標で「ステージ3」(感染者の急増)以上。県は「今、一人一人の行動を変えることが今後の感染者を出さないことにつながることを自覚してほしい」と切迫感をあらわにする。

 県内の感染状況について、県は「ステージ2」(感染者の漸増)を維持している。ただ、9日時点の病床使用率は61.2%と初めて6割を超えた。「ステージ4」(爆発的感染拡大)の状態が5日連続で続いている。

 加えて、人口10万人当たりの療養者は17.82人、昨年12月27日~今月2日と、3~9日の感染者の1週間ごとの比較は145人の増加と、いずれも「ステージ3」相当に達している。

 県は「指標の半分がステージ3以上だ」と本県の現状を明かす。その上で県民に対して〈1〉外出の際は必要性を考え、慎重に行動する〈2〉普段一緒にいない人との飲食などを避ける〈3〉マスクなしの会話をやめる―の感染を防ぐ三つの行動を改めて呼び掛けた。