若松商高・小峯さん、日商簿記1級「合格」 会津の高校生で初

 
「企業を手助けできる税理士になりたい」と語る小峯さん

 若松商高情報ビジネス科3年の小峯陽奈多さんは、日本商工会議所主催の第156回簿記検定試験で1級に合格した。同校によると、会津の高校生が、難関として知られる1級に合格したのは初めて。小峯さんは「初めてと聞いて驚いた。素直にうれしい」と笑みを浮かべた。

 試験は昨年11月15日に実施された。8553人が受験し、1158人が合格した。合格率は13.5%だった。1級は公認会計士や税理士など国家試験の登竜門とされる。合格するには、商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算などに関する極めて高度な知識が求められるという。

 小峯さんは、同校の簿記研究部に所属。昨年7月まで副部長を務めていた。1級合格に向けて猛勉強を重ね、試験直前には苦手とする会計学に重点的に取り組んだ。

 卒業後は、仙台市の専門学校に進学し、税理士を目指す。「将来は県内に戻り、帳簿記録の代行などで企業を手助けできる税理士になりたい」と抱負を語った。

 小峯さんの1級合格は、13日の同校の始業式で報告される。佐藤京治校長は「合格は後輩にとって大きな励みになる」と快挙を喜んだ。