新型コロナ、福島県27人感染2人死亡 済生会川俣クラスター8人に

 

 県は11日、県内で新たに27人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。10日に陽性が判明し、県内の感染確認は計1253人となった。27人のうち、2人はクラスター(感染者集団)化した川俣町の済生会川俣病院の職員と入院患者で、同病院のクラスターは計8人に拡大した。また、県内の医療機関に入院していた80代の女性2人が10日に死亡したとも発表し、入院中の患者の死亡は計30人となった。

 10日現在の入院者(予定含む)は285人で、病床使用率は60.8%(前日比0.4ポイント減)と2日連続で6割を超え、「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標の一つの50%を6日連続で上回っている。人口10万人当たりの療養者数は18.31人で、「ステージ3」(感染者の急増)の指標の一つの15人を5日連続で超えている。 

 東京電力が10日に発表した福島第1原発で働く50代男性について、県は居住地を明らかにしていない。この男性を含めると10日判明分は28人となり、内訳はいわき市7人、南相馬市5人、福島市と会津若松市が各4人、川俣町2人、郡山市、二本松市、須賀川市、伊達市、猪苗代町、東京都が各1人。

 県は10日までに18人が退院し、1人が宿泊療養施設を退所したとも発表した。入院者(予定含む)285人のうち7人が重症。53人が宿泊療養中となっている。