職人が握る逸品...マルトのおにぎり最優秀 全国お弁当・お総菜大賞

 
マルトの「又兵衛しまほっけ」

 いわき市を中心にスーパーなどを展開するマルト(いわき市)の店内手作りおにぎり「又兵衛しまほっけ」が、全国スーパーマーケット協会の「お弁当・お総菜大賞2021」おにぎり部門で最優秀賞に輝いた。また総菜部門で伊達物産(伊達市)の「マヨネーズイン伊達鶏手羽ぽてと」、丼部門でJA会津よつばの「麓山高原豚の塩こうじソテー丼」がそれぞれ優秀賞に選ばれた。全国から4万2549件の応募があった。おにぎりや総菜など11部門を、それぞれ「スーパーマーケット」「CVS(コンビニエンスストア)・専門店他」の2業態に分けた計22部門で食の専門家が審査した。

 又兵衛しまほっけ

 マルトの「又兵衛しまほっけ」(税別260円)は、いわき市のブランド米「プレミアムいわきライキ」と高級のりで、同市の地酒「又兵衛」の酒かすを使って酒干ししたホッケを包み込んだこだわりの逸品。

 「日本一のおにぎりを東北『いわき』から発信」を目標に、ミシュランガイド東京に3年連続で掲載されている「おにぎり浅草宿六」の店主三浦洋介さんの協力を得て開発した。コメの炊き方や握り方にも研究を重ね、社内審査に合格した職人だけが握っている。

 職人のリーダー猪狩智さん(41)は「食べた瞬間、笑顔になり、もう一度食べたいと思ってもらえるよう握りたい」と受賞を喜ぶ。安島大司生鮮デリカ本部長(34)は「命を懸けて生み出された食材を一つのおにぎりにして、生産者やお客さま、地域を結びたい」と思いを語った。

 いわき市のSC中岡店でのみ扱っていたが、12日からは同市内のSC窪田店、SC中岡店、SC湯長谷店、四倉店、SC高坂店、岡小名店、SC城東店、SC草野店、SC君ケ塚店でも販売する。販売日は各店舗に掲示する。問い合わせはマルト(電話0246・65・5115)へ。

 マヨネーズイン伊達鶏手羽ぽてと

 ブランド鶏「伊達鶏」などの製造販売を手掛ける伊達物産(伊達市)の「マヨネーズイン伊達鶏手羽ぽてと」は、ふっくらとした伊達鶏の手羽先にマヨネーズが入ったじゃがいもパテを詰め揚げた一品。手羽先の骨は抜いてあり、かりっとした歯応えと肉のうま味を楽しむことができる。

 伊達市の「からあげ伊達屋梁川本店」で今月下旬ごろから数量限定で販売する予定。清水建志社長(35)は「高く評価してもらい、地元に明るい話題を届けられた」と語った。問い合わせは同社(電話024・577・3111)へ。

 麓山高原豚の塩こうじソテー丼

 「麓山高原豚の塩こうじソテー丼」はブランド豚「麓山高原豚」と、会津産のコシヒカリと野菜を使用。塩こうじに漬けた豚肉と新鮮野菜を彩り豊かに盛り付けている。

 JA会津よつばの長谷川正市組合長は「会津産、福島県産の食材にこだわった。受賞を機に、より多くの人に食べてほしい」と話した。

 会津若松市の同JA本店敷地内の飲食店「あぐりかふぇC's(シーズ)」で提供している。単品1000円、スープ・サラダ・ドリンク付きのセットは1400円。テークアウト900円。問い合わせは同店(電話0242・24・5522)へ。