『フラアニメ』ヒット祈願!いわき舞台の映画 応援する会設立

 
作品のヒットを誓い合う(左から)小野会頭、清水市長、井上会長

 いわき市やいわき商工会議所、いわき観光まちづくりビューローなどは、今年の初夏に公開が予定されているいわき市を舞台にした長編アニメーション映画「フラ・フラダンス」の上映に向け「応援する会」を設立した。12日、設立報告会が同市で開かれ、関係者が作品を通じた同市の「聖地化」を誓った。

 同作品は、同市の観光を応援する美少女キャラクター「夏凪日羽(なつなぎひわ)」が主人公。同市のスパリゾートハワイアンズダンシングチーム「フラガール」の新人ダンサーとの設定で、夏凪日羽が同期たちと共に成長する姿を描く青春群像劇となる。

 同会は作品の応援を通じて、同市の魅力を広く発信し、上映を契機とした誘客事業を展開する方針。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故、新型コロナウイルス感染拡大などにより落ち込んだ交流人口の拡大や、地域経済の活性化につなげたい考え。

 同会には3団体に加え、経済、観光関係団体など計14団体が加盟している。会長には清水敏男市長が就いた。今後、市民の関心を高め同市の聖地化を目指すため、作品に登場するキャラクターのデザインを活用した看板や、観光用ポスターの作製、設置に取り組む予定。

 清水市長は報告会で、「必ずや作品をヒットさせ、多くの人たちに復興したいわきの姿を発信したい」などと述べた。副会長の小野栄重いわき商議所会頭、井上直美同ビューロー会長は「作品のノベルティーグッズなどで地元企業が関わることができる機会をつくりたい。いわき全体で作品を盛り上げ、激減した観光客の回復を図りたい」などと展望を語った。