いわきのレストラン『再出発』 少人数向け改装、常連客ら後押し

 
「料理を楽しめる場をつくりたい」と話す梅津さん

 いわき市の飲食業梅津健司さん(46)は昨年11月、同市平字六間門の住宅街にイタリアンレストラン「エストエストガーデン」をオープンさせた。市内で約20年続いた大人数向けレストランをコロナ禍の影響で閉店したが、常連客らの声に背中を押され、少人数向けの店として再出発した。梅津さんは「静かに料理を楽しめる場をつくりたい」と意気込む。

 梅津さんは2001(平成13)年2月から昨年5月まで、同市平の県道沿いでレストラン「エストエスト」を経営。歓送迎会など数十人規模のグループを主な客層に営業してきた。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う会食控えで徐々に団体客が減少、採算が取れず閉店を決断した。同時に「また営業したら知らせて」「期待しているよ」との常連客らの声を受け、再オープンを模索。自宅にしようと購入していた建物を改装して、昨年11月9日に開店にこぎつけた。

 新店舗には「ガーデン」の名の通り、庭を一望できる野外のウッドデッキを整備した。席は10席程度で、暖かい時期にはデッキを活用し「3密」を避けた食事提供を計画する。旧店舗での創業以来の看板メニュー「エビのオーロラソーススパゲティ」(ドリンク付き、1100円)などは引き続き提供している。

 感染症拡大に伴い、当面の間ランチ、ディナーともに予約制の不定休で営業している。客席を増やすための改装なども進めており、「新型コロナで厳しい状況が続くが、お客さまに選んでもらえる空間づくりを進めたい」と力を込めた。

 ランチは午前11時30分~午後3時(同2時ラストオーダー)。メール(アドレスest.est.yoyaku@gmail.com)で予約する。