郡山市「ワクチン接種」準備始動 新型コロナ、専任チーム設置

 

 郡山市は12日、庁内に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を円滑に行うためのプロジェクトチームを設置した。同日、同市総合福祉センターで医療関係者との調整を図る専門委員会の初会合を開き、接種体制の整備に向けた協力を求めた。

 チームは政府が3月下旬から優先して行うとしている65歳以上の高齢者と、市民のワクチン接種に向けた準備を進める。職員8人が実質専任で業務に当たる。

 同日初会合を開いた専門委員会には郡山医師会や郡山歯科医師会、高齢者、障害者施設関係者ら14人が参加。チームの本部長に就任した吉崎賢介副市長は冒頭、「市民に速く接種するためには市民全員の協力が必要。その第一歩としたい」とあいさつした。

 委員会では、市が委員に対し、ワクチン接種にあたる政府の方針や医療従事者への接種について説明した。ワクチンやワクチンを超低温で保管するための冷凍庫設置を兼ねた接種会場の準備などについて議論した。座長には佐藤昌保郡山医師会副会長を選んだ。

 ワクチン接種について政府は市町村に対し、短期間で大人数に接種するための具体的な方法については通知しておらず、塚原太郎市保健所長は「33万人の市民に迅速に接種を進めるには、政府の指示がある前に議論を詰めていく場が必要」としている。