飯野の伝統行事「こっこどり」伝承 小学校などで商工会青年部

 
「こっこっこっこ」と鳴いてお菓子をもらう児童ら

 福島市の飯野町商工会青年部は14日、飯野町内の小学校などで、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、自粛となった飯野町の伝統行事「こっこどり」の由来や意義を子どもたちに伝えて回った。

 こっこどりは、子どもたちが夕方ごろから「こっこっこっこっ」と言いながら家々の玄関先を訪れ、お菓子をもらって回る小正月の伝統行事。子どもたちが厄よけの鳥となり、1年の厄をはらうとされている。

 行事への理解を深めてもらおうと、同青年部の部員らが飯野、大久保、青木の各小学校、飯野認定こども園、飯野あおぞら保育所の5カ所を訪問した。このうち、飯野小では、高野功一部長ら4人が1年生15人のクラスを訪れた。こっこどりを体感してもらおうと、高野部長が由来を説明した後、部員が「こっこっこっこ」と鳴いた児童にお菓子を手渡した。

 児童らは「みんなと一緒にこっこどりを体験できて良かった」「お菓子をもらえてうれしい」などと感想を口にした。高野部長は「今年は自粛となってしまったが、こっこどりが次の世代にも継承されていってほしい」と話した。