職員はマスク+フェースシールド 共通テスト、科目ごとに換気も

 
フェースシールドにマスクを着用した職員が案内する中、試験会場に入る受験生 =16日午前、福島大

 16日に始まった大学入学共通テストで、県内7会場の各科目の受験者数は、地理歴史・公民が5147人(前年度比161人減)、国語が5815人(同401人減)、外国語が5997人(同415人減)、英語のリスニングが5951人(同404人減)だった。前年度比は大学入試センター試験の受験者数との比較。

 全国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での初日。会場の一つとなった福島大では、フェースシールドとマスク姿の職員が受験生を入り口に案内していた。建物の中では感染防止対策として各科目の終了ごとに試験場の換気を行ったほか、試験終了後に出口を増やして密集を避けるよう呼び掛けられた。

 福島大で受験した郡山高の3年生(18)=田村市=は「一定の手応えはあった」と話し、「新型コロナウイルスの影響で休校になり、勉強に身が入らない時期もあったが、同級生と励まし合いながら取り組んできた。2日目も1点でも多く取れるよう頑張りたい」と力を込めた。

 同じく福島大で受験した橘高の3年生(18)=本宮市=は「対策してきた問題と異なり、少し戸惑った。2日目の理系科目は苦手なので、もう一度復習して臨みたい」と気を引き締めていた。

 学法福島高の3年生(18)=福島市=は共通テストについて「問題の傾向が変わっても自分の積んできた知識は変わらない。意識せず、普段通りできた」と冷静に語った。

 16、17日に実施した試験の平均点などの中間発表は20日、得点調整実施の有無の発表は22日を予定している。追試験は30、31日に福島大と会津大で実施する。