新型コロナ、新たに「35人」感染確認 福島県3クラスター拡大

 

 県は20日、県内で新たに35人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。19日に陽性が判明した。県内の感染確認は計1518人となり、1000人に達した今月3日から半月余りで1500人を超えた。

 35人のうち8人はクラスター(感染者集団)化した南会津町の「聖光デイサービスセンター」の利用者で、クラスターは計19人(職員6人、利用者13人)に拡大した。同じくクラスター化した同町の特別養護老人ホーム「田島ホーム」の職員と入居者各1人、川俣町の済生会川俣病院の職員1人の感染も確認。田島ホームの感染者は計12人(職員5人、利用者7人)、済生会川俣病院は計10人(職員、入院患者各5人)となった。同病院職員は4度目のPCR検査で陽性と判明した。

 市町村別で南会津町13人、郡山市6人、いわき市4人、福島市と会津若松市が各3人、会津美里町2人、下郷町と南相馬市、須賀川市と矢吹町が各1人。南会津町の30代男性は南会津地方消防本部の職員、福島市の30代男性は福島医大の教員だった。

 病床使用率59.9% 25人退院、8人退所

 県は、19日までに25人が退院し、8人が宿泊療養施設を退所したとも発表した。入院者(予定含む)は281人で、同日現在の病床使用率は59.9%(前日比0.8ポイント増)と依然として「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標の50%を超えた状況が続いている。重症者は8人で、42人が宿泊療養中。19日は過去最多となる1364件のPCR検査が行われた。