福島県16人感染、1人死亡 新型コロナ、南会津クラスター拡大

 

 県は21日、県内で新たに16人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。20日に陽性が判明した。うち1人はクラスター(感染者集団)化した聖光デイサービスセンター(南会津町)の利用者で、クラスターは計20人に拡大した。県内の感染確認は計1534人。

 県は、県内の医療機関に入院していた90歳以上の男性1人が20日に死亡したとも発表した。入院中の患者の死亡は計35人となった。

 県アドバイザーの金光敬二福島医大教授は、21日の県感染症対策本部員会議で「身体的に弱い人が多い老人ホームなど施設内の感染を少なくすることが一つの(感染拡大防止の)鍵になる」と指摘し、より厳格な感染対策を呼び掛けた。

 市町村別の感染者は、会津若松市6人、いわき市4人、郡山市、南会津町各2人、須賀川市、南相馬市各1人。このうち5人の感染経路が分かっていない。

 22人が退院

 県は、20日までに22人が退院し、5人が宿泊療養施設を退所したと発表した。入院者(予定含む)は268人で、7人が重症。同日現在の病床使用率は57.1%(前日比2.8ポイント減)と「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標の50%を超えている。44人が宿泊療養中。