「寒ざらしそば」仕込み作業 二本松でさくらの郷

 
玄ソバを小分けにした袋を水路の冷水に浸す組合員ら

 企業組合さくらの郷(二本松市)は17日、厳寒期に冷水につけ、寒風にさらして乾燥させる「寒ざらしそば」の仕込み作業を始めた。組合員らが同市茂原の日山パークゴルフ場近くの水路に玄ソバを浸した。

 作業は斎藤寛一組合長ら組合員8人で行い、組合員ら14人の農家が栽培、収穫した岩代産の県オリジナル品種「会津のかおり」約500キロを小分けにして袋に入れ、水路に沈めた。31日まで川の水に浸した後、自然乾燥させる。乾燥させる際にソバの実が凍ったり解けたりを繰り返すことで、えぐみがなくなり、甘みと風味が増すという。

 組合は3月13、14の両日、同市東新殿の道の駅さくらの郷で恒例の寒ざらしそば祭りを開く予定で、仕上げたソバの実をざるそばにして提供する。価格など詳細は今後決める。問い合わせは同道の駅(電話0243・68・4770)へ。

 企業組合さくらの郷は、魅力ある農山漁村づくりに励む県内の営農団体をたたえる県、福島民友新聞社主催の「豊かなむらづくり顕彰」むらづくり部門を受賞した。