「会津版スマホ・SNS検定」作成 保護者向け、必要な知識を

 
スマホ・SNS検定「ステージ3」の問題。イラストから個人情報が特定される恐れがある危険ポイントを探し、その数を答える内容になっている

 スマートフォンや会員制交流サイト(SNS)の正しい使い方を知ってもらおうと、県会津教育事務所は子どもの保護者向け「会津版スマホ・SNS検定」を作成した。スマホやSNSに関するトラブルや、「フィルタリング」など必要な知識をクイズ形式で学べる。

 今後、同事務所のホームページにアップし、自由に活用してもらう。家庭や授業の教材としての利用などを想定している。

 社会問題にもなっているネットいじめや不適切な動画投稿、無料通信アプリLINE(ライン)のトラブルなどを未然に防ぐことなどが目的。検定は、幼稚園から中学生まで年代別に三つのステージに分かれ、設問は各ステージ8~10問。回答は3択式。イラストも配置され、保護者だけでなく子どもも楽しめる内容にした。

 「『みんな持っているからスマホ買って』と子どもにせがまれた。親としての対応は」との設問では「なぜ必要なのか、何がしたいのかを話し合う」を最も良い回答とし、「目的や使い方を親子で納得するまで話し合うのがベスト」と解説した。ほかの回答の問題点も説明している。

 同事務所が地域や家庭の教育力を高めようと開いている地域家庭教育推進会津ブロック会議の取り組みの一環。同会議は2018(平成30)年度から、子どものメディア環境の課題改善に取り組んでいる。

 会津若松市で21日、同会議の会合が開かれた。参加者からは検定を早期に公開するよう求める声などが上がり、同事務所は対応を図る考えを示した。担当の大関美華社会教育主事は「子どもを思う保護者向けの内容にしたかった。各地で活用してほしい」と期待する。