福島県内25人感染1人死亡 新型コロナ、9人は田島ホーム利用者

 

 県は24日、県内で新たに25人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも23日に陽性と判明した。このうち9人はクラスター(感染者集団)化した田島ホーム(南会津町)の利用者で、23日に県が感染を発表した県立南会津病院(同町)の40代の男性医師を含めてクラスターは計30人に拡大。県内の感染確認は計1610人となった。県内の医療機関に入院していた90歳以上の女性が22日に死亡したとも発表、入院中の患者の死亡は計36人となった。

 田島ホームの利用者9人はいずれも一度、検査で陰性となったが、発熱などの症状が出るなどして受けた2度目の検査で陽性と判明した。同施設をはじめ南会津町で発生した2件のクラスターに対応するため、県と福島医大は医師や看護師、保健師など計14人を保健所に派遣、利用者への対応や感染者の入院調整などに当たっている。

 23日の県内の新規感染者は、南会津病院の男性医師を含めて計26人。市町村別の内訳は南会津町16人、福島市、いわき市、会津若松市が各2人、郡山市、白河市、須賀川市、下郷町が各1人。このうち9人が感染経路不明となっている。

 県は23日までに、11人が退院し、8人が宿泊療養施設を退所したと発表した。入院者(予定含む)は270人で、病床使用率は57.6%と「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標の50%を超えた状態が続いている。重症者は前日と変わらず12人で、32人が宿泊療養中。