田島ホームクラスター50人に拡大 福島県内29人感染2人死亡

 

 県は26日、県内で新たに29人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。25日に陽性が判明した。16人はクラスター(感染者集団)化した南会津町の田島ホームの利用者、3人は施設職員で、クラスターは計50人(利用者39人、職員10人、嘱託医1人)に拡大した。県内の感染確認は計1653人。

 県は、県内の医療機関に入院していた90歳以上の男女2人が死亡したとも発表した。入院中の患者の死亡は計39人となった。

 田島ホームのクラスターは、55人が感染した福島西部病院(福島市)に次ぐ規模に拡大した。県は高齢の利用者がマスクを外してしまうなど、感染防止対策が行き届かない点があったと分析。濃厚接触者となった職員が検査で陰性を確認後、職員不足のために自宅待機ができずに勤務を続けたこともあったとしている。

 新規感染者29人の市町村別内訳は南会津町19人、会津若松市3人、白河市2人、いわき市、喜多方市、本宮市、矢吹町、下郷町が各1人。白河市の60代女性の感染経路は分かっていない。

 12人が退院、10人退所、病床使用率50%超

 県は、25日までに12人が退院、10人が宿泊療養施設を退所したと発表した。入院者(予定含む)は276人で、同日現在の病床使用率は58.8%と「ステージ4」の指標の50%を超えた状況が続いている。重症は11人で、20人が宿泊療養中。