福島県内にも自宅療養者9人 子育てや障害理由「例外的な措置」

 

 県は26日、子育てや障害など特別な事情で入院や宿泊療養をせずに自宅療養している新型コロナウイルス感染者が同日午前現在、県内に9人いると明らかにした。個別の事情に加え、基礎疾患がなく、無症状または軽症で重症化リスクがないとの医師らの判断に基づく例外的な措置で、県は入院または宿泊療養施設への入所を原則とする方針に変更はないとしている。

 県によると、今月に入り家庭内感染の増加に伴い子どもを世話できる人がほかにいないなどの事情がある感染者が増加した。保護者が感染した場合、これまでは陰性の子どもと一緒に入院するケースもあったが、入院病床や宿泊療養施設の使用状況を踏まえ、自宅療養を認めたという。

 自宅療養者には血中の酸素飽和度を測る「パルスオキシメーター」の貸し出しや定期的な電話による健康観察を実施。要望があれば食材の配送も行う。病状が悪化した場合には医療機関を受診できる態勢を整えているという。県は「健康管理に万全を期している」としている。県はこれまで、自宅療養者を入院予定者に含めて発表していたが、27日からは入院者(予定含む)数、宿泊療養施設への入所者数に加え、自宅療養者数を公表する。