新設「キラリふくしま介護賞」29人受賞 若手職員の働きたたえる

 
受賞者の輝く一面や、介護職を目指すきっかけなどが記された紹介文

 県は26日、介護施設などに勤務し、利用者への対応力や後輩に対する指導力に優れる若手職員を表彰する「キラリふくしま介護賞」の受賞者29人を発表した。本年度創設した表彰制度で、若手介護職員の輝く一面に焦点を当て、職員のモチベーション向上や、介護職の魅力発信につなげる。

 介護現場の離職や、担い手不足が課題となる中、職員にやりがいを感じてもらい定着率の向上を目指す。また、職員の働きぶりをモデルケースとして示すことで、介護職を目指す学生らの目標にしてもらう狙いだ。

 県は、受賞者一人一人の紹介文も作成。勤務時の写真に加え、介護職を目指すきっかけ、介護を目指す人へのメッセージを記している。施設からの推薦文や同僚・上司からのメッセージも添えられ、現場の「リアル」を伝えている。

 表彰は、介護職の従事年数が5年以上10年未満の職員が対象。県内86施設から計86人の推薦があり、29人を選んだ。県は今後も1年に1回程度、表彰を続ける方針。本年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰式は行わない。

 介護の現場を巡っては、団塊世代が全て75歳以上になる2025年、県内で約4万1000人の介護職員が必要となるが、約1万人が不足するとの見通しがあるなど、「介護離れ」が課題となっている。

 受賞者の紹介文は県社会福祉課のホームページや、県社会福祉協議会のホームページで閲覧できる。