反射材付きマスク開発 福島の企業、独自のプリント技術応用

 
エンドースクリーンが開発した反射材付きマスク

 特殊印刷を手掛けるエンドースクリーン(福島市)は独自のプリント技術を応用し、反射材付きマスクを開発した。暗闇で光が当たると視認できる、輝度の高い反射材を使用。新型コロナウイルスの感染防止対策だけでなく、夜間に活動する歩行者や工事現場の作業員らの安全確保に役立つ商品として販売している。

 従来は1色ごとに版で直接インクを刷り込むシルク印刷で製造していた。今回はより高輝度でフルカラーにも対応した熱転写印刷と呼ばれるプリント技術を採用。マスクにロゴマークやキャラクターなど希望のデザインを転写する。洗濯しても剥がれ落ちないため、繰り返し着用できる。

 同社は金属や布、プラスチックなどあらゆる材質に印刷できる技術を持ち、交通安全のステッカーやのぼりなども製作している。遠藤晋製作部長(48)は「コロナ禍で誰もがマスクを着用するようになった。反射材で子どもから高齢者まで多くの人の安全確保につながれば」と期待する。

 注文は100枚以上で受け付ける。価格は1枚500円(税別)からで、マスクの枚数や素材、反射材の大きさ、デザインなどによって変動する。納品は注文から10日ほど。問い合わせは同社(電話024・531・3180)へ。