福島県立高生「スマホ」使用を認める指針正式決定 福島県教委

 

 学習目的に限って県立高生徒のスマートフォンなどの端末利用を認める方針を固めていた県教委は27日、使用を認める指針を正式決定した。現行の指針は校内への持ち込みや使用を禁止する内容だが、社会の変化に合わせて見直した。今週中にも各校に通知する。

 同日、福島市で開かれた「ICT学びの変革推進会議」で指針案を示し、教育関係者らの承認を受けた。

 これからの社会で求められる情報通信技術(ICT)の活用方法を学ぶとともに、新型コロナウイルスの感染拡大でニーズが高まるオンライン学習への対応などにつなげるのが狙い。

 端末利用の手引では、教員の指示で利用することや、事前申請した端末のみを使用することなどを示した。今後各校が手引を参考に校則などを定める。端末の活用は各校の判断。県教委は英語の発音の確認や、調べ学習での検索などを想定している。

 会議の参加者からは、他の生徒らの個人情報や肖像権を含むデータの扱いを問う意見があり、県教委は対応を検討する。

 小中学校については端末持ち込みを原則禁止とする。遠方からの通学など事情がある場合に持ち込みを可能とするが、校内での使用は認めない。