東日本国際大「新しい就活」実を結ぶ 8年連続全員内定目前に

 
オンライン指導など新しい就活に合わせたアドバイスで学生を支える東日本国際大キャリアセンター。繰り返し予約して面接指導を利用するなど学生の意識も高まっている

 新型コロナウイルスの感染拡大で例年とは違う就職活動が強いられる中、東日本国際大は今春卒業予定で就職を希望する学生の内定率が9割を超え、8年連続での就職内定率100%が見えてきた。同大は、オンライン指導など「新しい就活」を先取りしたアドバイスが実を結んでいるとみている。

 東日大の内定率は例年、年越しを待たずに9割を超えるが、本年度は企業側の試験延期のほか採用中止など新型コロナの影響があり、気が抜けない状況が続いた。同大はラインによる就職相談のほか、オンライン面接室の設置やスマートフォンでの面接指導、オンライン用の身だしなみ指導など環境整備を含め新しい就活に対応する取り組みを進めた。武藤明美センター長は「学生一人一人の意欲をどう維持させるか意思を尊重し対応している」と話す。

 キャリアセンターはいわき短大の学生も利用しており、同短大は10年連続での就職内定率100%を見込む。東日大、いわき短大ともに志願者数も年々増加しているという。吉村作治学長は「少子化の中で定員割れが解消されてきた。大学の魅力が浸透している証拠」と自信を込める。

 全国の内定率82%

 厚生労働省によると、今春卒業予定で就職を希望する全国の大学生の内定率は、前年同期比4.9ポイント減の82.2%(昨年12月1日現在)となっている。