いわき市「ワクチン接種体制」構築へ 全市民、無料で1人2回

 

 いわき市は26日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、予防接種台帳システムの改修など円滑な接種体制の構築に向け、関連経費として3億4200万円を追加する本年度一般会計補正予算を専決処分した。市によると、医療従事者を優先し、2月下旬にも接種が開始される見通し。

 市は、システム改修費のほか「接種券」の印刷と発送準備費、コールセンター設置に伴う委託料などを計上した。市が主体となり、全市民を対象に1人2回のワクチン接種を無料で提供する。

 県や市の調整の下、医療従事者や高齢者、基礎疾患がある人、高齢者施設の従事者に優先的に行う。接種会場については、同市の医療機関や公共施設などを検討している。

 市によると、3月中旬ごろから、65歳以上の高齢者向けに接種券の発送を開始。3月下旬から接種が開始される見通し。医療従事者への接種は高齢者に先立ち行われる。

 高齢者以外の市民への接種券の発送は4月中となる予定。接種開始は早ければ5月を見込んでいるが、高齢者への接種状況を考慮しながら決定するという。接種実施に向けた医療機関への委託費について、市は2月補正予算に計上する方針。