郡山・陰山建設が準グランプリ 全国中小企業クラウド実践

 
オンラインで表彰を受ける陰山社長

 地域企業のクラウドサービス活用事例を競う「全国中小企業クラウド実践大賞」の全国大会が28日、オンラインで開かれ、本県代表の陰山建設(郡山市)が準グランプリの日本商工会議所会頭賞に輝いた。

 日本商議所や全国商工会連合会などの実行委の主催、総務省の共催。全国五つの地方大会を勝ち抜いた10社がクラウドを活用した経営効率化や製品開発などの取り組みを発表し、クラウドの活用度や浸透度、革新性などを基に審査が行われた。本県から陰山建設と、郡山市に事業所を置くユニフォームネット(東京都)が出場した。

 陰山建設の陰山正弘社長は「建設現場を変える挑戦」と題し、労働力不足が深刻な地方の建設業でICT(情報通信技術)化を推進する必要性を訴え、地元ITベンチャーと開発したアプリ「ビルディングモア(ビルモア)」について紹介。小型無人機(ドローン)で撮影した多角的な画像を生かし、顧客に工事の状況をリアルタイムで伝えるアプリが、顧客満足度の向上や現場の業務効率化につながっていると報告した。表彰式で、日本商議所の三村明夫会頭から表彰を受けた陰山社長は「協力会社と共に建設業が前に進む努力をしていきたい」と話した。

 ユニフォームネットの荒川広志社長は「クラウドサービスで経営課題に立ち向かうアトツギの挑戦」をテーマに発表し、クラウド活用・地域ICT投資促進協議会理事長賞を受賞した。