いわきのクラスターは個人宅会食 マスク未着用、換気も不十分

 

 いわき、会津若松両市で相次いでクラスター(感染者集団)が確認され、県内のクラスター発生は計31件となった。両市でそれぞれ3例目のクラスターで、清水敏男いわき市長は「最大限の警戒と感染防止対策の再徹底」、室井照平会津若松市長は「事業所内の感染対策や適切な健康管理」を訴えた。

 両市や県によると、クラスターが発生したいわき市の会食では男性1人、女性4人の計5人が感染。会食は個人宅で19日、5人を含む友人同士の男女7人で行われ、22日に3人、25日に1人、28日に1人の陽性が判明した。マスクを着用せず換気も不十分だった。

 参加したほかの2人は陰性だったが、濃厚接触者として健康観察中。市は7人の接触者の調査などを行った上で、感染が拡大する可能性は低いとしている。

 一方、会津若松市でクラスター化した障害者グループホームでは、職員4人と利用者1人の計5人の感染が確認された。23日に1人、25日に2人、26日に1人、28日に1人の陽性が判明した。施設には職員11人、利用者4人がおり、このうち職員2人、利用者3人については陰性と確認され、残る職員5人の検査が進められている。

 施設を運営するNPO法人「CHANT(チャント)」の理事長を務める男性は「利用者のストレスにも配慮が必要で、皆さんにご迷惑をお掛けした。保健所と相談しながら今後の対応を決めていきたい」と話した。