柿畑に群れ成すレンジャク 桑折、福島県内では珍しい大群

 
熟した柿の実をついばむキレンジャクとヒレンジャク=桑折町

 桑折町の柿畑にレンジャクの大群が飛来している。最も多い時は500羽を超え、県内でこれだけの群れが見られるのは珍しいという。

 尾の先が黄色いのがキレンジャク、赤いのがヒレンジャクでどちらも体長は約18センチ。日本では冬鳥として見られ、果実を好んで食べる。

 日本野鳥の会ふくしまの矢吹正さん(72)によると、桑折町や伊達市には東日本大震災以降、収穫されていない柿の木が多く、それが熟しているため餌が豊富にあるという。「今年は北で雪が多く餌を食べ尽くしてやって来たのではないか」と矢吹さん。50年以上、地元で鳥を観察しているがこれほどの大群は初めてのことだという。