新型コロナ、福島県内11人感染 南会津といわきのクラスター拡大

 

 県は30日、県内で新たに11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。29日に陽性が判明した。県内の二つのクラスター(感染者集団)が拡大し、南会津町の特別養護老人ホーム「田島ホーム」は利用者2人が増え計67人、いわき市の個人宅での会食は参加者1人が増え計6人となった。

 新規感染者の内訳は南会津町5人、会津若松市3人、いわき市2人、白河市1人で、2人の感染経路が不明。南会津町の50代の公務員男性は県山口土木事務所の職員で、陽性者の濃厚接触者となったため16日以降は自宅待機していた。同事務所にこの職員の濃厚接触者はいないという。

 29日現在の入院者(予定含む)は219人。病床使用率は46.7%で、前日に続いて「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標となる50%を下回り「ステージ3」(感染者の急増)の水準となっている。

 県は29日までに22人が退院し、3人の自宅療養を解除したとも発表した。県内の重症者は前日から1人減り、11人となった。宿泊療養者は24人で、3人が自宅療養中。