80万円横領疑いでけんしん元職員の男逮捕 多額着服裏付け捜査

 

 県商工信用組合(けんしん、郡山市)の顧客の預金口座から現金を引き出し横領したとして、郡山北署は1日午前8時40分、業務上横領の疑いで二本松市、元同組合支店長代理で派遣社員の男(42)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2016(平成28)年9月29日、本宮市の80代女性から預金を別口座に振り替えるよう依頼された際、預金口座から現金80万円を引き出し、横領した疑い。同署本宮分庁舎によると、同派遣社員は容疑を認めているという。

 同派遣社員は昨年1月、顧客の預金など計約1億1300万円を18年余りにわたり着服していたとして、組合を懲戒解雇されていた。同分庁舎は、ほかにも多数の顧客から多額の着服を繰り返していたとみて、裏付けを進める。組合から告訴を受け、県警捜査2課、機動捜査隊と捜査していた。

 組合は1日、「再びこのような事態を起こさないよう再発防止の取り組みに全力で取り組む」とコメントを出した。