「青ノリ」味よし香りよし 相馬・松川浦、名産の収穫が最盛期

 
最盛期を迎えた青ノリの収穫作業=1日午前6時40分ごろ、相馬市・松川浦

 相馬市松川浦で、名産の青ノリの収穫が最盛期を迎えている。朝焼けに染まる海で早朝から、緑色に輝く青ノリを漁業者たちが摘み取っている。収穫は4月末まで週3回程度行われる。

 松川浦に面した同市岩子地区では1日、漁業者61人が出漁し、約1380キロを収穫した。同市の漁業者の山下博行さん(67)は午前6時30分に出港し、海中のノリ棚ですくすくと育った青ノリを専用の機械で摘み取った。

 相馬双葉漁協松川浦地区代表代理も務める山下さんによると、今年の青ノリは味、香り、色付きともに良好。乾燥ノリの出荷も近く始める方針で、浮遊物を除く新型の機械を導入するなどしてさらに品質向上を図るという。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食業の低迷を受け、1月中旬からは収穫量を制限。一度の漁で通常1人100キロ程度取るところを、20~30キロとしている。山下さんは「せっかくの良質なノリ。一日も早く通常の状態に戻り多くの人に食べてもらいたい」と話した。