「ワクチン」県外避難先で接種 新型コロナ、住民票がなくても

 

 新型コロナウイルス感染症のワクチンを巡り、政府は1日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による県外避難者について、住民票のない避難先で接種を受けられるようにする方針を明らかにした。住民票のある市町村で接種を受けるのが原則だが、特例を認める方向で調整している。

 政府は、病院や施設で長期間療養している人など、やむを得ない事情がある場合に住民票のない市町村で接種を受けられる仕組みを検討しており、県外避難者にも適用する見込みだ。

 避難元の市町村が「接種券」を送り、届いた人に避難先の接種場所で受けてもらう流れを想定している。

 1日の衆院内閣委員会で立憲民主党の玄葉光一郎副代表(福島3区)の質問に、山本博司厚生労働・内閣府副大臣が「県外にいる避難者が適切に接種が受けられるよう、県と協力しながら進めたい」と述べた。