只見のニコン関連会社、3月末で操業停止 栃木の工場に集約へ

 
3月31日で操業停止するティーエヌアイ工業の会津工場 =只見町

 光学機器メーカー大手ニコンの関連企業ティーエヌアイ工業(栃木県大田原市)の会津工場(只見町)が3月31日で操業停止することが2日、ニコンへの取材で分かった。今春から工場の機能は栃木県の工場に集約され、8月末に工場を閉鎖する。

 ニコンによると、地元採用中心の従業員54人については、ティーエヌアイ工業大田原工場に配置転換するほか、異動に対応できない社員については再就職を支援する方針。

 会津工場は、デジタルカメラの交換レンズの部品加工を手掛けており、ニコンの担当者は「工場での生産量が年々減っていた。操業停止はグループ全体の構造改革の一環」と説明した。

 会津工場の操業停止の方針を受け、渡部勇夫只見町長は「大切な地元の雇用を守るため再就職支援など具体的な政策を今後考えていきたい」と話した。ティーエヌアイ工業会津工場は1991(平成3)年に操業開始。約30年にわたって地元の雇用などを支えてきた。