「福は内、コロナ外」疫病の鬼の退散願う 福島稲荷神社で豆まき

 
祈とうを受けた後、神職から福豆が入った福升を受け取る参拝者=福島市・福島稲荷神社

 節分の2日、県内各地の神社などは新型コロナウイルスの影響で、大勢の人が参加する例年の豆まきを中止とし、参拝者らが静かに無病息災や家内安全などを願った。

 福島市の福島稲荷神社の節分祭では大規模な豆まきを中止し、神社の役員ら約10人だけで豆まきを行った。また人数を制限して祈とうを行い、参拝者が家内安全や無病息災などの祈りが込められた「福豆」や「福升」を受け取った。

 毎年神社を訪れるという福島市の会社員長島イネ子さん(73)は「早くコロナが収まって安心して過ごせる世の中が来てほしい」と願った。宮司の丹治正博さん(65)は「例年以上に疫病の鬼と人々の心の鬼の退散を強く願い、神事を行った。家庭でも豆まきをしてもらい、本来の節分の意味を考えてほしい」と話した。