全国「まゆみ」さん1000人超 本宮市PR事業、想像以上の反響

 
イメージキャラクター「まゆみちゃん」にちなんだ市のPR事業に取り組む木津さん

 全国の「まゆみ」さんを巻き込んだ本宮市のPR事業「全国まゆみちゃん交流プロジェクト」の登録者が当初目標としていた50人を大きく上回って1000人を超え、大きな反響を呼んでいる。

 市のイメージキャラクター「まゆみちゃん」にちなんだ事業で、氏名に「まゆみ」が入った人を募り、交流人口の拡大につなげる取り組み。23日にはキックオフイベントを開催する予定で、市の担当者は案内文や会員証の発送に追われながら、「想像以上の反響」とうれしい悲鳴を上げる。

 昨年12月4日から「まゆみ」さんの募集を開始し、2日までで佐賀県を除く46都道府県から1032人の登録者が集まった。県外からの登録者は8割を超えた。

 取り組みの背景には、全国での知名度を高める狙いがある。プロジェクトを発案した市政策推進課副主査の木津博樹さん(33)は「首都圏の移住相談会に出展しても知名度がなく、主要な都市と比べるとブースを訪れる人は少ない。候補地にすら入れてもらえない現状があった」と話す。

 本宮市は2007(平成19)年に合併で誕生した県内で最も新しく小さな市。東洋経済新報社の「住みよさランキング」では19年まで、県内の市で10年連続1位を獲得しながらも、県内外から移住者の獲得に苦戦してきた。そこで「『おもしろいことをやっている市』というだけでも認知してもらえれば」との思いから、「まゆみちゃん」を生かしたプロジェクトが生まれた。

 市は登録者に名前や本宮市の情報が書かれた名刺、会員証などを配布し、市の情報発信に協力してもらう。将来的には市民との交流や、6次化商品の開発への協力、ふるさと納税を通して応援してもらうことも想定している。