「凍み餅」カーテンずらり 葛尾の特産品、3月から県内外出荷

最盛期を迎えている凍み餅作り=3日、葛尾村・ふるさとのおふくろフーズ
葛尾村の特産品「凍(し)み餅」作りが最盛期を迎え、郷土の伝統食がカーテン状に連なる光景が広がっている。
凍み餅はヨモギや山野草を混ぜて凍みらせ、40日ほど乾燥させて作る保存食。同村野川の農産物加工会社「ふるさとのおふくろフーズ」の干し場では、ひもで編み上げられた凍み餅が並び、乾燥の確認とひも緩みの調整が行われている。
同社は東日本大震災の影響で休止したが、2017(平成29)年に事業を再開。生産量を年々増やし、今年は震災前の8割強となる約7500連(1連12枚)の生産を見込む。
3月中旬から県内外に出荷される。
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