「中核市最多のごみ排出量」郡山市民の8割「知らない」 市調査

 

 郡山市は4日までに、ごみ削減に関する調査結果を発表した。市民の1人当たりの1日のごみ排出量が全国60の中核市のうち最多となっていることについて、「知らない」と答えた人は81%に上った。

 同市の1人当たりの1日のごみ排出量は1195グラムで、環境省が本年度公表した一般廃棄物処理実態調査(2018年実績)で最多となっている。

 本県の1人当たりの1日のごみ排出量も、同年調査で全国47都道府県のうち3番目に多い1029グラムとなった。

 また食品ロスとごみ削減に向けて市が注力すべきこと(複数回答)として「マイバッグ・マイボトル利用促進」が50%、「学校での環境教育推進」が約48%、「外食時に残った物を持ち帰れる体制づくり」が約47%と続いた。

 調査は昨年9月に実施。市の「まちづくりネットモニター」に登録する310人が回答した。

 資源物混入24%の地区も

 市によると、ごみ排出量が多い要因の一つに、燃えるごみに資源物が混入していることが挙げられるという。市が昨年11月に市内2地区で行った燃えるごみの内容に関する調査によると、ある地区では容器包装プラスチックや紙などの資源物が約24%、もう一つの地区では約11%含まれていた。また生ごみ(推計)はある地区は約34%、もう一つの地区では約21%含まれていた。

 生ごみ減量に向け、市は本年度中に、微生物の力を使って生ごみを堆肥にする段ボール製のコンポストの無料貸与を行う。現在は庭に設置するコンポストなどを無料貸与しているが、アパートやマンションでも利用できるようにする。