福島市、コロナワクチン接種は個別と集団 高齢者6月末までに

 

 福島市は4日、新型コロナワクチン接種について、病院や診療所などで行う個別接種と、NCVふくしまアリーナや各学習センターで行う集団接種を組み合わせた「ハイブリッド方式」で実施すると発表した。木幡浩市長は「高齢者は6月末までに、全体では8月末までに、それぞれ2回の接種を終えられるような体制づくりをしていきたい」と語った。

 市は1日3500人に接種できる体制を構築する考え。予約用ID、パスワードが記載された接種券を受け取った市民はオンラインや電話で予約する。高齢者向けに支所で予約を受け付けることも検討している。

 集団接種を行う拠点会場はNCVふくしまアリーナのほかにもう1カ所検討している。市内の支所・学習センターにも順番に地区会場を設ける。

 各学習センターを巡回する集団接種は主に高齢者を対象とし、6月末までに終えたい方針。拠点会場は8月まで設置する。個別接種は市内に約180ある病院、クリニックに実施を依頼する。

 避難者にも対応

 市によると震災と原発事故を受けて市内に避難している人は約6000人いる。市は避難元の自治体と連携して避難者にもID、パスワードを用意し、市民と同じタイミングで接種できる仕組みをつくる考えだ。

 木幡市長は4日の定例記者会見で「今後国から示されるワクチンの数量、配布時期に応じて弾力的に体制づくりをして、円滑に進めたい」と語った。