「宿泊療養」若松に24室 福島県4カ所目、即応病床も41床増

 

 県は4日、軽症者や無症状者を受け入れる宿泊療養施設として、新たに会津若松市のホテルに24室を確保したと発表した。今月下旬にも受け入れを始める。県内の宿泊療養施設は4カ所計244室となる。陽性者の即時受け入れが可能な「即応病床」は41床増えて391床になったとも発表した。

 県は医師の判断に基づき入院せず直接、宿泊療養施設に入所する態勢を取っている。感染症対策本部員会議で内堀雅雄知事は、浜通り、中通り、会津の各地方で宿泊療養施設の活用が可能になったとし「患者の移動負担の軽減や円滑な入院調整につなげていく」と述べた。

 県内の宿泊療養施設はほかに、福島市の東横イン福島駅西口の60室、いわき市の東横インいわき駅前の100室、郡山市のホテル60室。県は郡山、会津若松両市のホテル名を明らかにしていない。

 即応病床は4日に増床された。3日現在の入院者(予定含む)は179人となっており、内堀知事は「十分安定的に対応が可能になった」と説明。一方で、重症者用の42床については「高齢者施設などでクラスター(感染者集団)が発生すると重症者が増える確率が高まる。今後、増加傾向となった際は拡充を視野に入れている」とした。

 検査態勢も拡大し、これまでより638件多い、1日最大2842件のPCR検査が可能になった。