看守長が部下を叱責や威圧「パワハラ」 福島刑務所、減給処分

 

 福島刑務所は5日、看守長の男性刑務官(46)が部下にパワーハラスメント行為を繰り返したとして、減給100分の10(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 同刑務所によると、刑務官は2019年11月ごろから昨年9月ごろまでの間、複数回にわたり、部下を会議室に呼び出し、勤務態度などについて、室外にも聞こえる大声で叱責(しっせき)した。

 また、男性刑務官は昨年10月に同僚職員から「あなたの部署の雰囲気が良くないのでは」などと書かれたメールを受信。複数の部下職員にそのメール内容を閲覧させて押印を求め、メールの内容を問いただした際に「話すことはありません」と答えた部下の態度に腹を立て、威圧的な言動で精神的な苦痛を与えた。このほか男性刑務官は、別の部下に帰宅する際に「帰ります」などのあいさつのやり直しをさせたという。

 別の職員が昨年10月ごろ、幹部職員に報告し、発覚した。男性刑務官は聞き取りに、「適正な指導を行ったつもりだった。反省して処分を厳粛に受け止める」と話しているという。